恋、愛はまやかしである。
とか聞いた事ありますか？
人間も成長すると、好きなだけでは一緒に過ごしていくのが難しいと分かります

わたしは述でいうと万人に近い人を指示、指導する立場を続けてきました。
その人が好きでも、仕事ができない人とは、一緒にやって行けない事を歴代の幹部を見て思い知っています。

好きだからだけでも、一緒に過ごす事ができないのは、人間だからです。
パンダも相性が合わなければ、子供を作れないのだから、動物なら当然なのかも知れませんね。

性と生きると云うのは、とても隣接していて、ちがうものなんです。
ただ、窮地に立った時、動物的な快楽(欲と言われるもの、食欲性欲、人に頼られる欲)が力を発揮する時があります。

それをわかって、人を愛する、仕事を愛する事ができて、はじめて人の指導ができると、最近思うようになりました。

空海(弘法大師)はそれを、密教を通して学び、理解され、体得されたようです。
最澄法師は、体得できなかったような気がします。

あまりにも深いので、乞食のように生き、乞食がたいしたことないな、という考えに達した人にしか、わからないそう思います。