授業の内容② 人間の器

20120120

看護師という職業は、病気の方々、怪我をした方々の、ケアを行う事を仕事にします。

なるべくたくさんの病気を知り、なるべくたくさんの治療をしり、その中で看護師ができる役割を全うします。

看護師の役割は幅広いです。その方の生活全般をみていき、改善できるような関わりをします。

人は身体に悪いとおもいながら、続けていることがあります。

しなければならないのに、出来ないこともあります。

そこに足を踏み入れる時、自分には器がいると思ってください。素直でならなければと思ってください。

自然な自分でなければ、患者さんは心を開きにくく、作り物の自分であれば、患者さんが心をひらいても長続きしません。

なんどか失敗を重ねて、人間関係の取り方もマスターするのですが、人の器というものは、すぐに大きくなるものではありません。

その器は自分が生きていくために、不可欠なものです。目の前に持ち上がった問題には、それを大きくするために、必要な要素が詰まっています。

乗り越えられない試練は、神様は与えない、といいます。

この試練が器に大きく影響します。試練を他人事にしてしまう、怖いから逃げてしまう。他の人に責任を転化してしまう。そのようなことは、なるべく無いように、毎日自分を律して、頑張りましょう。

律して、ということを、説明する人もあまりいないので、説明をいたします。