りゅうじん11周年を迎えて

2019年7月7日(日)に大阪ヒルトンホテルにて、りゅうじん訪問看護ステーション創立11周年パーティーを致しました。
ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。

ヒルトンホテルは、今年リニューアルされ、新品で、大阪城を見下ろしながらの会場でした。素晴らしかったです。

「ゆーとりあ」は、いつも高齢者福祉施設のホールで練習されているプロフェッショナルに近い、歌声の方々です。
そして、お年寄りの方々を癒やしています。
男性一人、女性7名のグループです。
皆さんお元気ですが、平均年齢は70歳を超えておられます。

私達の仕事にピッタリだったなぁと思います。
70、80になっても、社会と繋がり、レッスンを続け、進化する。
これこそが、人生を全うできる事だと思います。

スタッフの方々! 若い人達! 今ですよ。
今の生き方が、その時の生き方に繋がります。

私は「ゆーとりあ」の皆さんを尊敬しています。
呼吸器疾患だった私は、6年前に参加させて頂きました。
最初は、声は出ないのはもちろん咳が止まりません。
田嶋先生のご指導が本当に良くて、また皆さんの歌に合わせていると、声が出るようになってきたと勘違いして、続ける事ができました。

その前は、歌手としてとても凄い福岡夏江先生が、私の声を真似してくださり、出し方が変わっていくきっかけになりました。

最初の勘違いは必要で、モチベーションに繋がります。
恥ずかしい、ついていけない、と思って沈む心を、勘違いと前向きな思いであげて行く事ができます。
タイミングも良かったようです。

私にとっては、自分と患者さん達、家族の身体、病気と付き合ってきた11年です。
もちろん、元気です。
もちろん、病気です。
元気と病気は紙一重で、上がったり下がったりしています。

これまで様々な病気の方と出会いながら、人よりも濃い、人よりも責任の重い人生を歩んできました。

会長が亡くなってから、こだわりが取れたように感じています。
会長の闘病で学び、進化しました。
本当の意味での「病気を治す」「幸せに生きる」ということを皆さまに伝えていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。