認知症①

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認知症といっても、いろんな症状のでかたがあります。
高齢になれば、脳の萎縮や衰えで、物忘れが増えたり、怒りっぽくなったり、泣き虫になったり、頑固さが増したりしますよね。
このひどいバージョンが認知症でしょう。

特別におこるのではなく、誰でもその生活、環境を過ごすとおこるかもしれません。
一番には、恥ずかしいとか、ちゃんとしないと大変!!と家族や本人が思わないようにすることだと思います。

もちろん沢山のマイナス感や自己否定は症状を悪化させます。
大きな心をもって、生きているだけで幸せだから、動けるだけで幸せだから、どんとかまえて、心配しないように努力していくのが、良いと思います。

良く利用者のご家族、特に娘さんやお嫁さんが、「このまま、一人でおいとけない、」とか「みんなに受け入れられなくてどうしたらいいか」とか言われます。
私たち訪問看護師は、まずご家族がどうしてそう思うのか聞いて、ご本人と擦り合わせてみます。

ご本人の気になる事や大事にしたいこと、生きていくために必要なところはちょっと違う所にあったり、すごく近くにあるけど、ゴール地点のイメージが出来ていなかったりします。

当たり前なのですが、家族(特に娘さん)が今からやりたいことやなりたい自分像と、歳を取られた方の自分像とは違ってあたりまえです。
子供さんたちは自分の視点でなく、お父さんやお母さんの視点で医療や生活をみてあげると、うまくいきます。

看護師はそのカウンセリングが出来る様に頑張ってください。
よろしくお願いします。^_^