介護とストレス

20110918

自律神経の話をしてきましたが、介護をしている、ご家族がご病気をしてしまう、ことに出合います。

もちろん、ご主人が高齢であれば奥さまも高齢であることが多いです。

夜眠れなかったり、初めてのことを多量におぼえなければならなかったり、ご主人の体調を心配し続けたり、

なぜ自分がこんなめに会うのか?こうなったのは何とか先生が誤診をしたから・・・・。お父さんがこんなことにならなければもっと幸せだったのに、

とマイナス感ばかりもつ介護者の方もいらっしゃいます。これが要注意です。自身が高齢になり、これまでと違う不調が出てくる、さらに体力を使う介護をし、さらにマイナス思考が、自分自身の精神を追い詰めます。精神を追い詰めると身体も貪られます。

声に出せれば、まだましですが、声に出しすぎると、自分自身の潜在意識に働きかけ、言い聞かせてそのマイナススパイラルから逃れられなくなります。

何が一番良いのか、というと、人間はいつかは死んでいくもの、今主人の幸せは何なのか?私自身も幸せに暮らさないと、主人も喜んではくれないだろう。必要なことだけを、無理なくやっていこう。
なるようにしかならない、あきらめないけど、こだわらない。と負いもせず、自然に考えることです。

介護を続けていくと介護のプロフェショナルになっていきます。介護のプロフェショナルは生き方のプロフエッショナルです。
介護も神様が与えてくれた、宿題であると思って、できることをコツコツとやっていくのが良いかと思います。

わたくしもできるのなら精一杯お手伝いしたいと、思います。(^^)