りゅうじんアカデミー③

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おはようございます。

ブログを一人で更新するようになって、4日目になります。

たまっている独り言を、無理なくお伝えしていきたいと思っています。

りゅうじんアカデミーは訪問看護師を育成したいのですが、医療、介護を一般の企業に学ぶ形で、世の中のお年寄りや、病気を持ったかたに、介護や看護、医療を進めていきたい、それが始まりの原点です。

私は、病院勤務(看護助手をしながら掃除をし、その後准看護師、そしてCCUを経験)を10年し、大和ハウス工業のエージェントの大和ビルド株式会社にフルコミの社員で入職しました。

そこで会社を経営するとは、どういうことかを一から学びました。

①成果を上げないと、収入が全く入らないこと
②時間を使うことは、お金を使うこととと、等しいこと
③人間性を上げれば、仕事には結びつくこと
④人間性を上げても、取引先の良し悪しにより、仕事に結びつかないこと

6年7年とこの厳しい仕事を続けてみて、これからの社会の移り変わりや、市場の求めているものを初めて考えられるようになりました。そして実態のないものに対して、慎重にかかわることの必要性も感じています。(当社の社員にはよく話していますが、)

だだ私のように現場のたたき上げで勉強していることが、少ないことも感じます。

だから、それを系統的に無理なく学んでいただくためのりゅうじんアカデミーです。

りゅうじんアカデミーでは5冊の教科書を準備しました。先生の独自の授業のレジュメを綴ったもの、アロマセラピーの技術や効能を綴ったもの、身体の仕組み(解剖・生理学)、写真入りの訪問看護、そして松下幸之助さんの人間として、社会人としての生き方の本です。

松下幸之助さんのすごさは、経営をシステム化して、組織で人を育てることに成功したことだと思います。たくさんの講習、本を通して、皆が勉強できる仕組みをつくりだした。そして、今もなおその本を読んだ私たちを育てています。

昨日のブログで介護や医療を経営されている方は介護や医療をしていない、という話をしましたが、松下幸之助さんをはじめ大企業を創業されたかたは、必ず現場(介護医療ならばケアをしに自宅に行く)で仕事をして、物をつくり、人を育て、お客様にもまれています。

それが原点で人の心を打ち、次世代の若者を育てていきます。

私は介護医療の、松下幸之助さんや稲森和夫さんを目指しています。

医療、介護においてはこの10年で様変わりするとは思いますが、人間の基本は変わりません。
今を大切にできることを一生懸命続けていく。

頑張りましょう。