統合失調症

20131216

精神疾患が増えている昨今、私たちも統合失調症の方と出会います。

年齢は多様です。
子供の時から発症する場合もあり、働き盛りから発症する場合もあります。
他の障害や疾患を持っている方もあります。

いつも思うのは、病気は自分達の延長だということです。
病気は急に起こったようにみえますが、前段階で蓄積された、原因があります。

もちろん家系的に遺伝的にも関係がありますが、自分自身、当事者になるので、決して逃げてはいけません。

ただ家族は必要以上に心配や介入をしすぎると、余計にややこしくなる、そんな可能性が生まれます。

世の中にはお節介という言葉がありますが、家族は一緒に暮らしている、家族だった、すごく強い縁で結ばれているので、これは普通のお節介の領域とは違います。

それぞれ受けとめ方や問題点の取り方が違いますが、自分が解決できる以外のことは、自分のでやっても難しいということです。

人は病気をする事で病気を良くする勉強をしています。(ナチュラルメディスン)
家族も本人もそれが勉強で、私たちに出会えれば、病気の良いサイクルに入れるチャンスが巡ってきているように思います。

看護師や理学療法士はガチガチにならず、遊びをもって、利用者の方と接しましょう。