自然療法 安保徹先生の話

20130115

私は24時間仕事虫でした。
自分の時間は一切なく、スタッフの管理とお客様の管理、自分自身もケアをする。
さらに営業活動と、何もかも全力でやってきました。あまり全力を出しすぎると、私自身も、周りもとてもしんどいものです。

ある時、父が10年の介護の末、他界し、自分自身が病気になりました。周りでも病気が続出しました。
(片腕だった友人の病気、オペ、とその当時の師匠が他界しました)
自分自身の身体がいうことを聞かなくても、ムチをうって働かせることに成功しました。

しかし、余裕がなくなると、誰も叱咤激励はしてくれません。
ずっとそれで頑張り続けていたのですが、営業先の鍼の先生が貴方の症状はこれがいいとおもうよ。といってくださり、試してみると、だんだん身体が軽くなっていきました。

それが私と自然療法のお付き合いの始まりです。
医療と仕事にどっぷりだった私は新しい分野を見つけることができ、とても視野が広がりました。
特に、安保徹先生の「医療が病をつくる」という本を読んで、衝撃を覚えました。わたしの信じてやってきたことが、ガラガラと音をたてて崩れ落ちてしまった。

腹立たしくショックでした。
目からうろこのひどいバージョンです。しかし、これまで疑問だった点も同時に解決し、患者様との関わりが変わりました。

一皮向けたような、しかし当時は対応に迷うばかりでした。
今は勉強が進み、説得力も安定感もでき、私も幸せです。私に出会う皆様もきっと幸せになると思います。

では今日も、さあやるぞ、訪問看護、頑張りましょう。